家庭用の浄水器や会社などで使う業務用の浄水器などいろいろありますが、その基本的な役割は、水道の蛇口から出る水をきれいにするための機器です。その浄水能力や仕組みによって、大きさや価格なども様々なものがあり、能力の高いものほど価格も高く、設置する機器の大きさも大きくなる傾向にあります。
通常皆さんが口にする水道の水は、その地域によって味や水自体のおいしさといった点では若干違いがありますが、飲料水としての基準は、すべて水道法第4条に基づく水質基準として定められ水質基準に適合され、ウィルス、大腸菌などの微生物は仮に含まれていたとしても無害化されていますから、日本での水道の水は安全という事になります。
※水質基準に関する省令(平成15年5月30日厚生労働省令第101号)
水道水は、水質基準に適合するものでなければならず、
水道法により、水道事業体等に検査の義務が課されています。
また、日本の水道水は他の国の水と比べても、安全でおいしいと良く言われています。
日本では売られていなかった飲料水が、諸外国では当たり前といった背景には、そういった事情もあるようです。
本来なら浄水器など設置しなくても、水道水をそのまま飲んでも問題がないはずの日本の水道水ですが、
しかしながら、建物や水道管が古くなってしまった場合や、マンションなど給水タンクのメンテナンスがきちんとなされていない時などには、給水タンクや配管の汚れや腐食、また劣化などによるさびなどの金属も混じってしまいます。