浄水器には設置する仕方によって様々なタイプがあります。
浄水器には、据え置き型や蛇口直結型といったその設置する仕方によって様々なタイプがあります。
その使うタイプや用途別に、どんなものがあるのか、一般的な浄水器のタイプをご紹介いたします。
まず、社団法人の日本水道協会が定めた浄水器の規格では、
水道水の残量塩素や濁りを取り除くことを目的とした器具で、ろ材としては活性炭を主体としたものです。給水装置の末端器具として扱い、取り付ける位置によって I 型と II 型に分類されます。
浄水器 I 型は、給水管に直結して取り付けられ常時水圧がかかった状態で使用されるいわゆる先止め式のもので、浄水器 II 型は、水栓の流出側に取り付けられ常時水圧はかからないが浄水器と水栓とが組み合わされ製造販売されるもの(水栓の先に簡単に取り付けられるものは対象外)です。
と、取り付ける位置によって2つのタイプに分類しているとあります。
そして2つのタイプに属さないもので、給水栓に直接繋がらないタイプのポット型と呼ばれるものもあります。
一般に家庭で使われているのは、簡単に給水栓に設置する浄水器 II 型タイプが多いことかと思います。
そして給水栓に設置するタイプを分類すると4つのタイプに分けられます。
給水栓に設置するタイプを分類
1.蛇口直結型の浄水器
比較的簡単に設置できる蛇口の先端部分に浄水器の本体を直接設置ものです。
取り付けも容易なうえ、価格も手ごろな物も多く一般家庭で多く利用されています。
2.据え置き型の浄水器
据え置き式、壁掛け式で使う浄水器は、浄水処理量が多いのが特徴ですが、蛇口直結型より大型のタイプになります。
3.水栓一体型の浄水器
浄水器のカートリッジが水栓にすでに組み込まれているタイプで、蛇口部分がホースになっていて取れるものや、シャワーになっているものなどもあります。
4.ビルトイン型の浄水器
キッチンの下に浄水器を設置するタイプの浄水器ですが、設置の際には専門の工事が必要です。
料理だけではなく水道全般に使いたいときに便利です。
以上の4タイプとは別に、ポットのような形をし、給水栓とはつなぐ必要のないため、
どこにでも持っていけて、いつでも使えるというメリットの浄水器があります。
形がポットのようなのでポット型と呼ばれているものです。
持ち運びができる浄水器で形がポットのようなのでこの名前が付いています。
です。
一般に家庭で使う浄水器は、これらのいずれかのタイプになりますので、
価格やメンテナンス等を考慮しながら、どのタイプが適しているのかを検討して設置するといいでしょう。